ローカリゼーションとは

ローカリゼーションとは、ソフトウェア(アプリやウェブを含む)を特定の言語や地域に合う形にすることを指します。

例えば日本語で開発したソフトウェアを英語にする場合、ボタンやメニューなどユーザー・インターフェイス(UI)の文言、エラーなどのメッセージ、さらにヘルプやマニュアルといったテキストを翻訳します。ローカリゼーションではこのようなテキストの「翻訳」が大きな割合を占めます。

しかしローカリゼーションの対象はテキストだけではありません。例えば日本で郵便ポストは赤色です。そのため開発した電子メール・アプリのアイコンに赤いポストを使うのもよいでしょう。しかし、実は郵便ポストの色は世界各地で異なります。アメリカでは青色、中国では緑色、ヨーロッパでは黄色が主流です。赤いポストのアイコンでは、それが郵便ポストであることを海外のユーザーはすぐに認識できないかもしれません。もし海外にアプリを提供するのであれば、赤い郵便ポストのデザインは変更したほうがよいでしょう。

このように、ソフトウェアを特定の言語や地域に合う形にすることがローカリゼーションなのです。テキストの翻訳に加え、アイコンや画像といった要素もその対象になります。ちなみにローカリゼーションは「地域化」や「L10N」とも呼ばれます。L10Nという書き方はI18Nの場合と同様、Localizationの最初のLと最後のNとの間に10文字省略されていることが理由です。