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2019年5月30日
書籍出版を手掛ける合同会社グローバリゼーションデザイン研究所は、ビデオゲーム開発現場の苦闘を描いた全米ベストセラー・ノンフィクションの翻訳書『血と汗とピクセル:大ヒットゲーム開発者たちの激戦記』を2019年6月22日に刊行します。
大ヒットしたビデオゲームはどう生み出されたのか? 『血と汗とピクセル』は、約百人ものインタビューに基づき、ゲーム開発現場の情熱、混乱、絶望、そして歓喜を描いたノンフィクションです。
倒産間際の崖っぷちからクラウドソーシングで起死回生した会社、たった一人で5年近くかけて開発して数十億円を売り上げた青年、リリース時に大失敗するが改善を重ねて数千万本売れたゲーム、大ヒット間違いなしとされながら開発中止で闇に消えた幻の大作など、ゲーム開発にまつわるエピソードが全10章で語られます。
具体的には「ウィッチャー3」、「スターデューバレー」、「ディアブロⅢ」、「ショベルナイト」、「アンチャーテッド4(海賊王と最後の秘宝)」、「デスティニー」といったタイトルが取り上げられます。
著者はゲーム情報サイト「コタク」(Kotaku)でニュース編集者を務めているジェイソン・シュライアーです。ゲーム業界の難題を粘り強く報道する姿勢に定評があり、ワイヤード誌やニューヨーク・タイムズ紙などにも寄稿しています。
英語原書(『Blood, Sweat, and Pixels』HarperCollins Publishers刊)は2017年9月に発売後、米国の複数のベストセラー・リストに入りました(USAトゥデイ紙[2017年9月]、ウォール・ストリート・ジャーナル紙[2017年12月]、パブリッシャーズ・ウィークリー誌[2017年9月])。また日本語も含め、現在9か国語に翻訳されています。
目次
- イントロダクション/注記
- 第1章 ピラーズ・オブ・エターニティー
- 第2章 アンチャーテッド4
- 第3章 スターデューバレー
- 第4章 ディアブロⅢ
- 第5章 ヘイロー・ウォーズ
- 第6章 ドラゴンエイジ:インクイジション
- 第7章 ショベルナイト
- 第8章 デスティニー
- 第9章 ウィッチャー3
- 第10章 スター・ウォーズ1313
- エピローグ/謝辞
書誌情報
- 書名:血と汗とピクセル
- 副題:大ヒットゲーム開発者たちの激戦記
- 著者:ジェイソン・シュライアー(Jason Schreier)
- 訳者:西野竜太郎
- 発行:グローバリゼーションデザイン研究所
- 紙版:定価1,700円+税/四六判/並製/400ページ/ISBN978-4-909688-01-9 C0098
- 電子版:1,250円/Kindle版
- 発売日:2019年6月22日
- 出版社書籍ページ:https://globalization.co.jp/publication/blood-sweat-and-pixels/
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